わざと誤字を入れる
AI時代ならではの発信。
先日、若い人と話していて、面白い話を聞きました。「AIが書いた文章だとばれないよう、わざと誤字を入れたりする」とのこと。時代はもう、そんなとこまで来てるんですね。
AIによって均質化した文章に、誤字という人間らしさを後から加える。なんとも皮肉な現象に思えます。
AIは便利です。自分のような日本人が、AIによる翻訳性能の向上によって、日本人としての視点や日常の光景を世界中の人に届けられるようになりました。これまで日本語圏にとどまっていたものが、外へ出ていくということです。
同じことは、世界中の言語で起きていくはずです。文章そのものは似ていくかもしれない。でも、これまで届かなかった土地の生活や、そこに暮らす人の視点が読まれるようになります。
均質化によって失われるものがある一方で、翻訳によって外へ出ていく多様な価値観もある。
文章を書いたり読んだりする行為は、今後はAI前提になるのでしょう。AIを敵視するかどうかにかかわらず。




